日韓近期漢學出版物(九)
19、春秋學用語集(三編)
出版時間:2014年5月
作 者:巖本憲司 著
出版單位:東京:汲古書院
內容簡介:
「春秋學」という稱謂は、例えば「経済學」のような、現在行われている學問、言い換えれば、我々自身の営為を呼ぶものとは、本質的に異なる。もし、経済學と同じレベルの言い方が必要とされるならば、“我々のなすべきことは「春秋學」學である”と言わねばならない。つまり「春秋學」とは、學問そのものではなく、學問の対象を指す言葉なのである。かくて、このような意味での春秋學の用語を集めたものが本書である。
20、荘綽『雞肋編』漫談:続篇
出版時間:2014年5月
作 者:安野省三 著
出版單位:東京:汲古書院
內容簡介:
第一章 歴代故事往來 (一)隋以前 (二)唐代
第二章 中醫斷片
第三章 本草點描
第四章 宋人逸事
第五章 曾鞏三題
第六章 両宋の政官財
第七章 両宋の社會·風俗
第八章 人名·地名談義
第九章 天文·暦法·神異·妖術·卜占
第十章 趣味·工蕓
第十一章 コトバ游び·諺語·俗言
第十二章 無題
終 章
21、中國近世の規范と秩序
出版時間:2014年5月
作 者:山本英史 編
出版單位:東京:研文出版
內容簡介:
『中國近世の規范と秩序』序(山本英史)
地方にける法の蓄積とその法典化―五代~宋の特別法をめぐって(青木敦)
南宋判語にみる在地有力者、豪民(澤正昭)
元朝における儒學的理念の浸透と教育(大島立子)
明代江南は「宗族社會」なりしや(濱島敦俊)
清初の坊刻則例集について―嵆永仁輯『集政備考』を中心に(高遠拓児)
清代前期定例集の利用について(岸本美緒)
光棍例の成立とその背景―清初における秩序形成の一過程(山本英史)
清代江西·福建における「溺女」習俗と法について——「厚嫁」「童養媳」等の習俗との關系をめぐって(小川快之)
中華民國民法に至る立法過程の初歩的検討―夫婦財產制を素材に(西英昭
22、北東アジアの歴史と記憶
出版時間:2014年5月
作 者:金美景等 合編
出版單位:東京:勁草書房
內容簡介:
序 章 北東アジアの記憶の問題(バリー·シュウォルツ、金美景)
第一部 日本研究
第一章 靖國神社という難問——日本の爭われているアイデンティティーと記憶(マイク·M·モチヅキ)
第二章 日本の平和主義——問題のある記憶(金美景)
第三章 責任、悔恨、日本の記憶の中のナショナリズム(福岡和哉、バリー·シュウォルツ)
第二部 中國研究
第四章 政治的中心、進歩的な物語と文化的なトラウマ——一九三七~一九七九年の中國において南京大虐殺と折り合いをつけること(徐曉宏、リン·スピルマン)
第五章 代替的ジャンル、新メディア、中國文化大革命の対抗記憶(揚國斌)
第六章 中國國歌の変化する運命 (ティム·F·リャオ、張戈卉、張莉彬)
第七章 中國の第二次世界大戦被害者の対日賠償運動における記憶の運動と國家―社會關系(徐彬、ゲイリー·アラン·ファイン)
第三部 韓國研究
第八章 悪化させられた政治——韓國における政治的トラウマの遺產(ドン·ベーカー)
第九章 共和制韓國における朝鮮君主制、一九四五~一九六五年(クリスティン·キム)
第十章 獨島·竹島紛爭における視差ビジョン(権憲益)
終 章 主張と対話の間にとらわれて——北東アジアにおける歴史的記憶(徐載晶)
23、ナショナル·シネマの彼方にて:中國系移民の映畫とナショナル·アイデンティティ
出版時間:2014年4月
作 者:韓燕麗 著
出版單位:京都:晃洋書房
內容簡介:
序 章 〈中國映畫〉と呼ばれない〈中國語映畫〉
第一節 本書の研究対象と目的
第二節 先行研究との關系
第三節 中國系移民の呼稱と國籍問題
第四節 本書の見取り図
第Ⅰ部 戦中編?華僑アイデンティティの構筑
第一章 香港における広東語映畫と國民統合の問題
はじめに
第一節 広東語映畫と國民統合の矛盾
第二節 香港產「國防映畫」の実態
第三節 「南僑」アイデンティティの構筑
第二章 在米中國系移民の映畫と華僑意識の構筑
はじめに
第一節 合眾國生まれの中國語映畫
第二節 『華僑之光』
第Ⅱ部 終戦編?動揺するアイデンティティ
第一章 華僑からチャイニーズ·アメリカンへ
はじめに
第一節 映畫館の広告から分かるある事実
第二節 スクリーン上の虛像と実像
第三節 『海角情鴛』
第二章 香港制の「國產映畫」と二種の「中國國民」
はじめに
第一節 香港制の「國產映畫」
第二節 上海から香港へ、そして東京へ
第三節 『蝶々夫人』
第Ⅲ部 戦后編?かりそめの土地が故郷になるとき
第一章 香港「國片」と変貌する母の表象
はじめに
第一節 受難する母のポリティックス
第二節 『マンボ·ガール』
第三節 政治原理から市場原理へ
第四節 政治的失語癥とジャンルの衰退
第二章 電懋映畫から見る香港人意識の形成
はじめに
第一節 電懋調
第二節 『六月新娘』と『南北和』
第三章 一九六〇年代のマレー半島における中國語映畫の制作
はじめに
第一節 「マラヤ化中國語映畫」ブームの到來
第二節 『獅子城』
第三節 『馬來亜狂戀』
終 章 インディペンデント·チャイニーズへ
24、東洋史論集42號
出版時間:2014年3月
出版單位:福岡:九州島大學文學部東洋史研究會
內容簡介:
【論說】
前漢前半期における清靜政治の一背景:官僚機構の構造を中心として(福永善隆)
前漢前半期における清靜政治の一背景——官僚機構の構造を中心として(長谷川順二)
漢晉における赗賻制度について(劉可維)
東晉南朝における雅楽について——郊廟儀禮との關連からみた(戶川貴行)
明末江南士大夫の天主教受容について——徐光啟の交友關系を中心として(史習雋)
唐船風說書に見る鄭経の「西征」(郭陽)
25、東アジアの覚醒——近代日中知識人の自他認識
出版時間:2014年8月
作 者:徐興慶 著
出版單位:東京:研文出版
內容簡介:
序 章 近代日中知識人の相互認識
本書の課題/「自他認識」とは何か/思想変遷からのアプローチ/近代日中知識人の歴史意識/近代日中知識人の共通點——翻訳を通じた西洋文明の摂取/近代日中知識人の知恵とその現代的意義
第一章 箕作阮甫、塩谷宕陰、佐久間象山の思想変遷
箕作阮甫と徳川幕府の開國政策/塩谷宕陰の思想と主張/佐久間象山の思想変遷/日本が世界へと向かう起點
第二章 王鞱と中村正直、岡千仞の思想比較
王鞱の人物像/王鞱と中村正直/王鞱と岡千仞/王鞱と岡本監輔
第三章 伝統と近代の間―福沢諭吉の儒教批判への試論
儒教と西洋文明の二重接觸/排外思想と儒教主義の關連性/異なる古今社會に対する儒教観の転換とその要因
第四章 岡倉天心の「アジアは一つ」をどう読むべきか
問題の所在/岡倉天心の「アジアは一つ」に対する各論/「自國中心」をめぐる天心の発聲を如何に読むべきか/まとめと課題
第五章 小室信介の中國観——『第一游清記』を中心として
小室信介——その思想と主張/『第一游清記』に見る小室信介の中國観/同時期における黒田清隆、尾崎行雄の中國観察
第六章 近代文化論から見た李春生の日本観
李春生の出自とその著書/「臺灣事件」に対する李春生の見方/『東游六十四日隨筆』に現れる李春生の日本観
第七章 張徳彝の異文化論說
張徳彝に關する先行研究/張徳彝の人物考/張徳彝の日本見聞録
第八章 近代中國知識人の日本體験——梁啟超、林獻堂と戴季陶の日本観の比較
梁啟超と林獻堂の日本観/戴季陶の日本観/翻訳書、著書による外來思想吸収の同調と異趣
近代東アジア人物思想交流史研究と著者をめぐって(伊東貴之)
26、出使日記の時代:清末の中國と外交
出版時間:2014年8月
作 者:岡本隆司等 合著
出版單位:名古屋:名古屋大學出版會
內容簡介:
総 論 常駐公使と外交の肖像
第Ⅰ部 使節の旅立ち
第1章 西洋と中國
第2章 華夏と夷狄
第Ⅱ部 出使の転換
第3章 出使日記の成長
第4章 駐歐公使曾紀澤とロシア
第Ⅲ部 出使と変法
第5章 駐米公使張蔭桓と清末の対外關系
第6章 薛福成の外交構想
第Ⅳ部 出使日記の背后で
第7章 日本を記す
第8章 調査から外交
27、戦前外地の高校野球:臺灣·朝鮮·満州に花開いた球児たちの夢
出版時間:2014年8月
作 者:川西玲子 著
出版單位:東京:彩流社
內容簡介:
(第1章)高校野球はなぜ大正期に始まったのか
(第2章)臺灣野球の曙
(第3章)球児の夢
(第4章)嘉義農林準優勝
(第5章)黃金期の朝鮮中等野球
(第6章)忍び寄る戦火
(第7章)昭和14年の甲子園大會
(第8章)幻の甲子園
(第9章)外地の焼跡から